霊感商法のタロット占い

私がニューヨークに住んでいた頃、38丁目を歩いていたら、タロット占いの館の呼び込みの女の子が道に立っていて、私を呼び止めました。その時、私はお財布に現金は4ドルしか持っていなかったのです。ニューヨークはATMがあちこちにあるので、お金が必要になったら、すぐにATMで引き出されるので、日頃はあまり現金を持ち歩かないのです。
それで、そのジプシー風の女の子は私に占いを勧め、私が4ドルしか持っていないと言うと、ちょっと考えてから、4ドルでもいいと言いました。
部屋に入ると、キリストの像の置物や、タロット関係のものがデコレーションされていました。
そして、タロットカードを使って占いを始めたのですが、カードを全部使わないので、なぜ全部使わないのかと聞いたら、4ドルだからだ、という答えでした。
そして、タロット占いの結果はとてもいいもので、大きな幸運が付いているけれども、それを邪魔するものがいて、その霊を排除するための祈りが必要で、その祈りをすると幸運が訪れる、ということでした。これは典型的な霊感商法だな、と思いました。そして、普通だったら5000ドルなのだけど、あなたには250ドルでその祈りをしてあげる、と言われました。
もちろん私はそいうものは信じていませんから断りました。するとディスカウントされて50ドルでどうだ、と言い始めました。4ドルしか持っていないと言うと、銀行に行けばいいでしょうと言われました。とんでもない占いでした。